2011-04-26
虫歯のまま放置したり、歯が欠けたりして歯の根っこだけが残っている状態のことを、
残根(ざんこん)といいます。
見た目は、歯のない歯ぐきのように見えます。
歯科医師により残根の適切な処置のあと、残根にはめる入れ歯を作ります。
この入れ歯を残根上の義歯といいます。
歯のない部分から、顎の骨が痩せていきます。
顎の骨が痩せると、入れ歯も安定しにくくなり、インプラントにしようと思ってもインプラントをうつこともできません。
歯の生えていた顎の骨の形を維持するためにも、残根上の義歯を作ります。
自分の歯は、入れ歯にもインプラントにも勝る、高価で大切なものです。
当院では、ご自身の歯をできるだけ残せるように治療計画を立てています。