2021-02-19
こんにちは!博多プライベート歯科です!
歯を数本失い、残りの歯がまだしっかりしている方は
ブリッジという繋がった差し歯を入れることで失った部分を補うことが可能ですが、
このブリッジは残存歯に大きな負担をかけ、
残った歯まで失ってしまうことが多いのであまりおすすめしておりません。
先日、他院で入れたそのブリッジが取れてしまったと来院された患者様がいらっしゃいました。
持ってきてくださったブリッジは、なんと10本分の歯が繋がった長いもので、
ぼろぼろになった歯のかけらがたくさんくっついている状態でした。
患者様はまたこのブリッジを元通りに着けられるものだと思っていらっしゃいましたが、
もう支えるための歯が駄目になってしまっていて、抜歯するしかないこと、
抜歯後は入れ歯かインプラントで歯を入れるしかないことをご説明し、
様々なメリットやデメリットも比較された上で入れ歯を作成することになりました。
最初は仕方なく入れ歯を作るための通院を続けていた患者様でしたが、
出来上がった入れ歯を付けて帰り、その夜初めて入れ歯を使って食事をしてみた時に
こんなに快適なら最初から入れ歯を作ればよかったと驚かれたのだそうですよ。
入れ歯はどうしても煩わしそうだというイメージが強いかもしれません。
しかし、たった一回の使用でこのように考えが変わる方もいらっしゃるほど、
お口にぴったりと合った入れ歯は快適なのです。
歯を失い、治療方法に迷われたらイメージだけで一蹴してしまわずに、
他の治療との違いや、利便性を比べてみてくださいね。