治療費による入れ歯の相違点は?保険と自費だからといって、入れ歯のフィット感や見た目、機能性に違いはありますか?

治療費による入れ歯の相違点は?保険と自費だからといって、入れ歯のフィット感や見た目、機能性に違いはありますか?

2018-09-25

(1)入れ歯の治療費はおいくらになりますか?自費・保険入れ歯の違いをご自身の目線で治療費を気にしながら選びましょう。

A保険と自費の入れ歯の内容の違いは?入れ歯における各々の長所、短所についてお話します。

保険と自費の内容の違いは、保険は決まった素材を使用し、ルールで決まった方法で入れ歯の作製をします。ですから、部分、総入れ歯でも、保険の入れ歯はピタッとくるものは厳しいです。素材も安価なものを使いますので、厚みが出てきて、話しにくくなり、快調とはいえないのです。ただし、食事をするということについては、一応できるということになっております。

その他、あまり素材的には耐久性にかけるので、長い間使い続けるのは厳しく、定期的に再製するケースを見かけます。

しかし、治療費は、数万円くらいの費用で製作しますので、ご負担を減らすことができます。

一方、自費の入れ歯は、材料に制限はありません。製作方法も様々ありますので、多種多様な方法を駆使して入れ歯を製作することも可能です。

自費の入れ歯は、最高の素材を使えます。また、入れ歯の製作の期間をしっかりとりながら、製作できますので、薄さも兼ね備えた、ピタっとした、フルオーダーメイドで精密な入れ歯を製作ができるのです。さらに素材も耐久性があるものを使いますから、長い間使い続けることが可能です。

ただ、治療費は、保険の入れ歯より高額であることが欠点になります

自費の入れ歯はたくさんの種類がありまして、代表的なものとして「シリコンデンチャー(入れ歯)」や「スマイル(ノンクラスプ)デンチャー(入れ歯)」「BPSデンチャー(入れ歯)」など様々ございます。

B保険の入れ歯の治療費が安価な理由。決められた材料や作製方法となり、治療方法を選択できない。そのため自費入れ歯より治療費が安価にできる

先ほどお話ししたように保険の入れ歯は国で決められた素材と工程で製作していきます。保険の入れ歯の素材とは普通のプラスチックです。普通のプラスチックは安価で製作できます。欠点は、耐久性が足りないこと、臭いが付着しやすいのです。

また、すぐに割れないように、入れ歯の厚さを確保しないといけないので、結果的に、お口の中に入れると分厚く、不快になる原因になります。

ですが、価格を抑えて入れ歯が作製でいるのがよいところです。

C 自費入れ歯の治療費が高価な理由。自分自身に合う最高の材料を使ったりや手間暇をかけたり、作製期間やしっかりとした工程方法により治療費の違いがある

自費入れ歯を使用する材料は、特別なプラスチックや金属を使用したものとなってます。こちらの素材は間違えなく耐久性がよく、長期間使うことができる最高なものになります。また、コンパクトで、薄めに製作が可能です。フルオーダーメイドで作るのでピタッと精密な入れ歯を作ることができます。ですから治療費はかかります。また使用する素材により、治療費は違ってきますので、1床、数十万以上かかることもございます。

(2)入れ歯の治療費の違うのは患者様の希望により異なる。自分自身が求める目的より保険入れ歯か自費入れ歯を選ぼう

A 保険治療の材料やフィツト感について。保険の入れ歯は短い期間で作れますが、材料や機能性、見た感じには限度があります

上記のように、保険入れ歯は普通のプラスチックになります。フィツト感は厚みがあり違和感が多いです。保険の入れ歯をコンパクトで薄め作製すると普通のプラスチックですから簡単に破折してしまいます。

このような欠点はございますが、入れ歯が初めての患者様は保険の入れ歯を作製することもありと思います。入れ歯への慣れも大切ですよ。

また、保険の入れ歯を使用している患者様で、どんなものでも食べれる、不都合がない患者様は保険の入れ歯でも大丈夫です。

B自費入れ歯の材料やフィツト感は。頑丈で機能性もよく、見た感じも違和感があまりない

自費入れ歯は保険の入れ歯よりも確実にピタッととしてますから、食べやすく、お話がしやすいです。

自費入れ歯をおススメのケースは、保険の入れ歯で噛めない、入れ歯が痛くて食事ができないなど、不都合が多い、という患者様になります。要するに、入れ歯が当たり歯茎が痛い、痛くて食べるのが難しい、入れ歯が外れるというケースになります。その他、見た感じが悪いのを気にしている患者様も結構多くいらつしゃいます。

何度も何度も保険入れ歯を作製してもよくならないという患者様は、どうしても、口腔内の状況、歯ぐきが吸収して歯茎の形状的に保険の入れ歯で作成しても、治らない(噛めない)ことが多いのです。

こういうケースは歯科医師の中では「難症例」と呼ばれるのです。

こちらのケースは、保険入れ歯で噛める(痛くない)のは難しいので、自費の入れ歯を作製することをおススメします。

自費入れ歯とは、例を出すと、「シリコンデンチャー(入れ歯)」というのは、入れ歯の内面にシリコン(軟質レジン)加工している入れ歯で、痛みを緩和できるすばらしいものです。その他「スマイル(ノンクラスプ)デンチャー(入れ歯)」はメタルの針金がないもので、入れ歯の見た感じ(審美性)を気にされる患者様には最適です。「BPSデンチャー(入れ歯)」は精密なもので、ピタッとする入れ歯を作製することが可能です。

上記のように、自費入れ歯は、目的に応じて、最適な入れ歯は様々ですので、まずはご相談下さいね。

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