インプラントではなく、入れ歯を選ぶ理由

インプラントではなく、入れ歯を選ぶ理由

2017-04-27

こんにちは。博多プライベート歯科です。

私がインプラントの治療をストップして、入れ歯の治療を専門にしようと思った理由は、自分に置き換えて
「万が一、自分が大病など、アクシデントが起きたとき」
ということを考えました。

 

入れ歯だったら、いざとなれば転院することは可能です。入れ歯は外すのは容易ですし。
作り替えも、当然可能です。

しかし、インプラントはそんな訳には、いきません。

他の歯科医院で治療したインプラントのフォローを無条件で受け入れる歯科医院は殆どありません。

ですので、自分に何かある場合を考えますと、パッとインプラント治療を選択できません。

人生において、状況は日々変化していきます。それは、仕方ありません。

 

当然、患者さん自身も然り
口腔内の清掃が自分でできなくやもしれませんよね。

そんなアクシデントでも、入れ歯は外せば、被害は最小限に食い止めることができます

 

とすると、インプラントはどうでしょう。

インプラントの被せ物を外す場合には各メーカーの器具が必須になります。

何十種類もあるインプラントメーカーの器具を準備するのは難しいと思います。訪問歯科ではインプラントを除去は難しいでしょう。

まして、インプラント本体をすべて除去することは、患者さんや歯科医院の双方、共に大きな危険性を秘めてます。

介護施設で、今起こっている現実を十二分に考える時が来てるのではないでしょうか?

しかし、インプラントには、入れ歯にはない利点もいっぱいございます。
でも、その逆もあるのが事実です。

インプラントがいいのか、それとも入れ歯がいいのか。
悩んでいる患者様は、決める前にまずは、ご相談下さいね。

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