入れ歯のゆとり

入れ歯のゆとり

2017-03-01

入れ歯の「ゆとり」と言われても、入れ歯を作るに当たって、何のことを言ってるのでしょうか?

例えば、メガネフレームを新しく作っても、視力が落ちてくれば、レンズの交換をしないと、見えにくくなるのは当然です。

これは入れ歯にも同じことが言えます。

入れ歯を新しく作ったからそれで終わり!なんて話はありません。

入れ歯が出来上がった時は、ぴったり入れ歯でも、ご病気などをして顎堤が吸収して行くと、その時にしっかり対応ないと、その入れ歯が自分にとっていつのまにか合わない入れ歯になってしまいますよ。

場合により、再生しないと、と入れ歯としての役割が出来ない場合がございます。

「ゆとり」がある入れ歯とは、車のハンドルのみたいな、「あそび」がいります。

もし、「あそび」が全然ないハンドルがあったとしたら、少しハンドル動かすだけで、急に、自動車が動いてしまうので、とても危険です。

 

ある程度「あそび」で、人間のハンドルさばきの動きと車のシステム機能がうまくマッチしているのです。

 

入れ歯と歯ぐきは、普通に生活をして困らない、お話したり笑ったりして浮かない「ゆとり」のある状態がベストです。

 

いつも、入れ歯が歯ぐきに圧迫していたら、とても辛くて、入れ歯を取りたくなりますよね。

ある物を食べると、噛む力で、入れ歯が歯ぐきに押すように密着していきます。

そのあと、入れ歯の人工歯が食物をしっかりととらえてそれを押し潰します。

ここでは、まだ押し潰したまま、で、食物は噛み砕けてません。

その後、もう一押し、噛み締めると、ステーキや野菜などの繊維物まで噛み切れるのです。

この「あそび」とか「ゆとり」は、あらゆる所で、いつの時代にも、使われてます。

入れ歯には「ゆとり」は不可欠です。

当院では、入れ歯も患者様も、束縛しないで、ストレスがないように、使うことができる”ストレスフリーな入れ歯を作って行きたいです。

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