入れ歯の痛みとストレス

入れ歯の痛みとストレス

2016-06-11

突然ですが、皆さんは、『痛み』に対して敏感ですか?

『痛み』は個人差があり、なかなか共有できないものですね。

入れ歯での痛みも本当に辛いですよね!

入れ歯が当たって痛いとやわらかいものしか食べられません。

流動食のような食事をしなくてはならない

 

となると、痛みのストレスと食べられないストレスはずっと続きます。

食事は毎日のことです。食べないと私達は生きていけません。

 

しかし、入れ歯の痛みも個人差があり

歯ぐきが真っ赤に腫れていて『うわ~!痛そう!』と、

こちらが思っていても案外、本人はそうでもなかったり。

 

『どこだろう?』と、こちらが探しても分からないほどの見た目でも

患者様にとっては寝ることも出来ないほどの痛みを訴えてきます。

 

患者様のお口を代わって痛みを知る事は出来ませんが

表情や顔色、お体を見るとそのお辛い状況は分かります。

 

私が患者様にお話する中で

痛みが慢性化すると、痛みの原因を取り除いても

『痛い思い』だけが残ってしまい『痛い気がする』そうです。

 

そんな事もあるんです。

 

では、その『痛み』はどこで感じるのか?

それは、『脳』 だと言われています。

 

痛みは、体の中にある2種類による神経線維によって伝わっていき、それが脳で認識されて痛みを感じます。

『痛みの信号』は喜怒哀楽や運動など、本人のいろいろな活動によって信号自体が変化するもので、それにより 認識される痛みの強さが異なって変化するということがわかってきたそうです。

 

また、痛みから来るストレスとストレスから来る痛みがあるように思います。

『痛い!』は本当にお辛いですよね。

 

お口の中に痛みがあればお食事も満足に出来ません。

日常生活にも支障が出る事もあります。

そして誰かに八つ当たりしてしまう。

外に行く気が失せてしまう。

 

実は、その方の生活環境にも左右されているようです。

 

私もそうですが、心が安定していると少しくらいの事は跳ね除ける気力があります。

ですが、ご自分の解決できない問題、ご家族やご兄弟の事、仕事など・・・

誰にでも悩みはあります。

 

それらのストレスが加わり『痛』の度合いが大きく負担してきます。

そのまま放置しないで下さい。

ひとりで抱え込んではいけません。

 

まずは、出来ることから始めましょう。

お口の『痛み』の原因から解決する。

 

こちらに通院されている患者様のお話です。

お店を家族で経営していて休みもなくお店と家の往復の生活を何十年としていました。

自分の事は二の次でお店中心の生活でした。

 

本当は入れ歯が合わなくてつらく食事もままならぬ状態で丸飲みをしていました。

 

ある時に当院の広告をご覧になり勇気を持って来院されました。

今までは、入れ歯の調整をしてもすぐに痛くなっていたのが

痛くない!

 

もちろん、今の入れ歯も応急的に調整をしましたが新しくも作りました。

みるみるお元気になり、ご家族の驚きも知りました。

今は、笑顔でお店のお客さんとの会話を楽しんで家では今まで話題になかった

入れ歯の事やお口のお話をご家族でしているそうです。

本当に良かったです。

今、通院中の患者様も色々とお辛いながらも一生懸命に前向きにゴールを

目指して頑張っています。

お肉が食べたい!

りんごが食べたい!

家族と楽しい旅行を計画している!

私もそんな患者様のそばで一生懸命、フォローしていきたいと思っています

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