治療用義歯の目的

治療用義歯の目的

2011-01-28

現在治療用義歯を装着中の患者さんは昨日蛸を食べたと言っていた。

治療義歯は噛み切るには不向きな入れ歯なんだけど、色々チャレンジしてくれている。

痛くはないが、噛み切りにくいからある程度噛んでから飲み込んだらしい あと食事中にやや外れると言っていた。

咬合調整してあげれなければ・・・など 治療用義歯には調整が必要です。

いろいろ患者さまによるストーリーがあります。

本義歯では ちゃんと噛み切れるようになります。

治療用義歯の目的は大きく3つ

①審美的な回復
②歯肉を鍛える
③噛み合わせ

審美的な回復は、治療用義歯を入れた時点で解決する。

歯肉を鍛える為には色々な物を食べて頂く。

やや弾力があり堅いものなど しっかり噛んでもらい本義歯に向けて歯肉を硬くしていくのです。

かといって何でも食べられるという訳ではない。

あくまでリハビリ用義歯なんで無理は禁物。

だけど、皆さん(治療義歯装着者)焼肉とか結構食べていますけどね。

噛み合わせがずれていれば義歯が外れたり、痛かったり・・・ その都度、噛み合わせを調整してしっかり噛める本義歯を目指すのです。

実は治療義歯とはいうものの健康保険の義歯よりも薄く、良く噛めるのでこのまま終わってもいいと言う方もいるくらい。
(それは困りますけど・・・技工士さんのお陰です。)

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