2010-10-22
製作する時に、意外と難しいのが10本前後歯が残っているときなんです。
「歯」は生活の中で使用すれば「減ってしまうもの」です。
その結果、かみ合わせに大なり小なり変化がおきます。
これはどなたでも起こります。 その変化が大きくなってバランスが崩れ始めると、様々なトラブル(虫歯であったり、歯槽膿漏であったり・・・時には歯が割れてしまうこともあるでしょう)が起こり始めます。
その変化の途中の入れ歯を作るのが、意外と難しいんです。
ただ「型を取って、入れ歯を作ればいい」と思いがちなのですが、「歯がなくなっていく過程」にあるので、本人が長い時間をかけて慣れてしまった咬みあわせでは、入れ歯も上手くいかないことが多いのです。