2015-10-08
これから新しく入れ歯を作ろうとお考えの患者様に、ぜひやってみて欲しいことがあります。
それは、「舞台の主役を演じる」ことです。
まず最初に、自分はどんな入れ歯が必要で、どんな歯並びの、どんな入れ歯が欲しいのか、思いつくことをすべて想像してみてください。
食べることが大好きというならば、「なんでも美味しく食べられる入れ歯」ですね。お肉や硬いおせんべいなど、食べたいものを思い描いてみましょう。わくわくしますね。
長い間、歯周病で苦しんできた患者様は、「思いっきり噛んでも痛くない入れ歯」歯が抜ける不安や痛みから解放され、思いっきり噛むことができたら、どんなに楽しい食事になるでしょう。
入れ歯だと気づかれたくなくて、いつも口元を手で隠していた患者様なら、「自然で美しい口元の入れ歯」入れ歯に気づかれることなく、思いっきり笑えたら、どんなに嬉しいでしょう。
入れ歯のせいで活舌が悪くなり、いつも相手から聞き返されて話すのが苦痛になっていた患者様なら「不自由なく話せる入れ歯」会話がスムーズにでき、ご友人と楽しく過ごし、カラオケだって歌えたら、どんなに気持ちいいでしょう。
ご自分の希望を、リストにしてみるのもいいと思います。
患者様ご自身のこうしたい!という希望がはっきりしていればしているほど、歯科医師も技工士も、明確なイメージで、患者様お一人おひとりの希望に応える入れ歯をお作りすることができます。
歯科医師と技工士の息の合った技術と、患者様の前向きな気持ちがあってはじめて、咬合機能を回復できる入れ歯が出来上がります。
入れ歯作りは、「舞台」を作り上げるプロセスに似ています。
主役(患者様)
舞台監督・演出(歯科医師)
舞台装置・大道具(歯科技工士)
あなただけの「オーダーメイドの入れ歯」を作るために、しっかりとサポートしてまいります。