2022-11-17
こんにちは!博多プライベート歯科スタッフです!
明日11/18は冷凍食品の日だそうです。
最近の冷凍食品はとっても美味しいので
お弁当にも、なにかあと1品ほしいというときにも便利ですよね。
スタッフは冷凍からあげにいつも助けられています🤣
冷凍といえば、将来的に歯を失ったときのために
抜歯した親知らずを冷凍保存しておき、移植して使うという治療方法があります。
歯を失ってもスペアがあると安心できそうですが、
制限や費用を少し調べてみると、メリットばかりでもないのかもしれないと感じました。
まず、保存しておける歯は、健康な状態の、抜歯したての歯に限ります。
抜歯してすぐに専門機関で冷凍しなければ、
歯の周りの「歯根膜」という組織が失われてしまうため
抜けたけど自宅保存しておいたという状態の歯は使えません。
多くの場合、親知らずは磨きにくい位置や角度で生えるため、とても虫歯になりやすいんです。
しかし保存のためには、虫歯になってしまう前に抜歯しておかなければなりません。
歯周病や虫歯で奥歯が失われるまでと考えると
おそらく抜いた親知らずは、数十年は冷凍したまま保存しておくはずです。
だいたい二十歳前後で生えてくる親知らずをきれいな状態で抜き、
50歳までの30年間保存していたとすると
保管料はおそらく数十万円ほどになると思われます。
そして移植の治療費もプラスされるので、トータルの治療費は
結構高い金額になるかと思われます。
歯1本の価値はおよそ100万円ほどだという見解がありますが
費用対効果を考えたときに、入れ歯やインプラントという選択肢もある中で
奥歯にしか使えない親知らずの冷凍保存は現実的なのかどうか
よく考えてみる必要があるのかもしれませんね😌
当院では歯を失った方に、ピッタリと合う精密入れ歯をご提供しています。
冷凍している歯がなくても、何でも食べられるように治療いたしますので
諦めずに一度ご相談くださいね♪