2020-12-10
こんにちは!博多プライベート歯科です!
一昨日テレビで「歯の痛みに苦しみ続けた原因」についての番組を見ました。
ある女性が歯に痛みを感じ、歯科医院で虫歯の治療や抜歯をしても
まったく痛みがおさまらず、なんと5年も歯の痛みに苦しんでいたのだそうです。
流動食しか食べられなくなるなど、生活に大きく影響してしまうようにもなってしまいました。
歯科医院を変えても、悪い歯はないので原因不明と診断されたり、
心療内科では心因的な原因の可能性もあると診断されたりして諦めかけていました。
しかしある日、インターネットで「顔のこりによって歯に痛みを感じることがある」
と言っている病院を見つけ、藁にもすがる思いでその病院を受診してみると、
「筋・筋膜性歯痛」と診断されました。
顔のマッサージなど、顔のこりをほぐす治療を受けた翌日、
何年も悩んでいた歯痛が消えていたとのことです。
筋肉の痛みなのに歯が痛んでいるように感じることを「関連痛」といいます。
大きな神経は繋がっているので、脳が痛んでいる箇所を勘違いしてしまうのです。
上の歯の虫歯の痛みが、下の歯の痛みのように感じられるのも同じです。
まさか顔の筋肉の痛みが歯痛の原因とは思いつかないので、
解決した時はとても嬉しかったでしょうね。
原因不明の身体や歯の痛みでお悩みの方は、関連痛の可能性があるかもしれませんね。