入れ歯の偏見

入れ歯の偏見

2012-11-10

入れ歯に対して、この世の中には多くの事実と異なる偏見が渦巻いています。

入れ歯には安定剤が必要。
・・・いいえ、必要ありません。

別人の様な顔になる。
・・・いいえ、入れ歯だという事も分から無い程自然です。

しゃべれない。
・・・いいえ、多くの方はキチンとしゃべれます。

多くの方が「入れ歯は・・・」とおっしゃっているその入れ歯は、私から言わせると、失礼ながら入れ歯ではない。

ただの飾りか、間に合わせの何かか。

少なくとも体の一部として機能させる目的で(つもりで)作っていない事が多いのです。

まれに入れ歯を作る前に次の様な入れ歯の説明がある事から明らかです。

「入れ歯は噛めるものではありません。見栄えも悪くて、すぐに外れます。そういうものです。 」

ある患者様がある医院でこのようにに言われたことがあるそうです。

正しく言いなおすとすれば

「私は噛める入れ歯、見栄えの良い入れ歯、引っ付く入れ歯は作れません」

という事であって、決して入れ歯というものがそのような酷いものではないのです。

少し、批判めいた事を言いましたが、そういった間違った情報で多くの方が苦しんでいるので、お許しください。

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