入れ歯(義歯)治療について

女性のイメージ

今までの人生で一度も入れ歯を入れたことがない方や、今の入れ歯が合わずに自費で入れ歯を作り直して入れるべきか迷っているという方は、機能や値段に不安な気持ちを抱えてお悩みであることとお察しいたします。
こちらのページでは少しでも患者様の不安を軽くすることが出来るよう、入れ歯(義歯)治療についてのお悩みやご不明点を解決できる診療案内をご紹介しています。
安定したピッタリの入れ歯で、笑顔と噛む力を取り戻し、健康で快適な生活を手に入れましょう。

精密(BPS)入れ歯・義歯とは?

精密義歯(BPS)とは

精密義歯

入れ歯は別名義歯ともいい、当院で製作している精密義歯のことをBPS(Biofunctional Prosthetic Systemの略称)といいます。
そもそも入れ歯とは、難なく何でも噛んで食事ができるようにすることは大前提に、吸着がよく外れにくくあること、本物の歯のように美しい見た目であることにもこだわるべきであると歯科医として考えます。
そんな美しく噛める入れ歯の作成を実現させるために、当院では患者様との綿密なカウンセリングや、お口の中の入念な検査、精密な型採り・設計を実施しています。

今まで何度も入れ歯を作り直したけれど どれも痛い、すぐに外れてしまう、しゃべりにくい、見た目が美しくない、違和感が消えずいつまでも慣れることができない…
数々のお悩みをお持ちの方がたくさんいらっしゃいます。そんな患者様のお悩みを解決するために、私達はじっくりと1人の患者様に向き合い、治療時間をかけられる自費診療の入れ歯作りを始めました。

院内には技工室を完備

院内には技工室を完備することで当院専属の入れ歯作成を専門とした技工士と連携でき、統率の取れたチームプレイで患者様にご満足いただける治療を行います。

施 術 名    │精密入れ歯治療
料   金    │25万円~45万円(治療費は入れ歯の材質などによって異なります)
考えられるリスク │調整を怠ると歯肉に痛み、噛みにくさなどを感じることがあります。定期検診を受診してください。

入れ歯(義歯)ができあがるまで

入れ歯作成の様子

精密義歯(BPS)は、保険の入れ歯よりも慎重に作成します。最低限の噛む機能を回復させるためだけに作る保険適用の治療のように一度で最終的な入れ歯を完成させるのではなく、まずは噛み合わせの治療のための入れ歯を作り、患者様に一定期間使用していただいています。
その治療用入れ歯を何度も微調整し、患者様がちょうどいいと思われる形、噛み合わせになったら、同じ形で見た目も本当の歯のように美しく自然な最終の入れ歯(精密入れ歯)を作成していきます。
そうすることで、機能的にも審美的にもご満足いただける入れ歯のご提供が可能になっています。

保険適用の入れ歯(義歯)と自費の入れ歯(義歯)の違い

治療費が違う理由とは

入れ歯のイメージ

一般に歯医者で作ることができる保険適用の入れ歯は、医療費の一部のみを自己負担で支払える代わりに、定められた材料で、治療内容や治療期間に制限があります。安く治療費を抑えられるメリットはありますが、例え壊れてしまっても作り直すためには一定期間を空ける必要があったり、柔らかいシリコンなどの素材で痛みを抑えたいと思っても、費用が安く硬いプラスチック製のものしか選択肢がなかったり、不自由な点が多いのです。

反対に保険適用外の自費診療で作成する入れ歯は、シリコンや金属、バネがなくてもしっかりと装着できる特殊なプラスチックを使い作成されるノンクラスプデンチャーなど、様々な素材からご希望にあったものや、お悩みに合わせたものを好きに選ぶことができます。

治療のイメージ

また、保険の治療は歯科医院の経営のために多くの患者様を流れ作業のように短い時間で治療する傾向にありますが、当院の自費診療の入れ歯治療は患者様一人あたりの治療に時間をじっくりかけられるように、余裕を持った予約を取るようにしています。
その場しのぎの応急処置ではなく、入れ歯が合わない根本的な原因を探して解決することで、何度も調整や修理をする必要なしの精密入れ歯を作り出します。
自費の入れ歯の治療金額を高額と捉えられるか、適正だと捉えられるかは患者様次第ですが、当院を選んでよかったと思っていただける治療をご提供できるよう努めています。

インプラントと入れ歯の違い

インプラントと入れ歯の違い

インプラントと入れ歯の違い

歯を失った箇所に人工歯を補う方法には、入れ歯の他にもブリッジとインプラントという治療があります。
残った天然歯を削って、人工歯が繋がった差し歯を入れるブリッジという方法は、部分的な欠損歯を補うことが可能です。しかし、全ての歯を失っている・総入れ歯を使っているという場合や、残っている歯の本数が少ない場合などは、ブリッジを入れることはできません。
こちらではブリッジ以外のインプラントと、入れ歯の違いについてご紹介いたします。

インプラントとは


インプラントの構造

インプラントとは、顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その人工歯根に人工支台、上部構造の人工歯(セラミッククラウンなど)の部品を取り付けて歯を補う治療方法です。
二度の外科手術が必要となり、重篤な歯周病や骨粗鬆症の方など、お口や健康状態により手術に対応できない、適さないと診断された場合は治療を受けられないこともあります。

比較するとそれぞれメリットとデメリットがあります


メリットとデメリット

インプラントは入れ歯のように歯ぐきや上顎を覆うことがなく、自分の歯が生えているかのように違和感がないので、入れ歯では嘔吐しそうになってしまう方や、入れ歯を自分で取り外して装着することに抵抗のある方に、おすすめの治療です。
見た目も自然で、大きくお口を空けても、周りの人にインプラントを入れているとは気づかれにくいです。
しかし、前述のようにインプラントを入れるためには外科手術を受けなければならないこと、一本あたりの治療費が入れ歯に比べて高くなりがちなこと、虫歯にはならない代わりに、磨きにくい奥歯も日頃からきちんと自分で清掃・手入れのメンテナンスができなければ、すぐに歯周病になり、抜け落ちてしまうかもしれないということなど、インプラントにはデメリットもいくつかあります。

入れ歯とインプラントはどちらがいい?

そのため、入れ歯とインプラントは、どちらかが優れているという治療ではありません。ご自分のお口の中の状態や、考え方に適した治療方法を選択することが大切です。
どちらが良いかわからないという場合は、検査とカウンセリングを行い、患者様ごとに合わせた治療のご提案をいたしますので、お気軽にお尋ねください。

その他の入れ歯の種類と特徴

精密義歯(BPS)以外の入れ歯

入れ歯治療のイメージ

博多プライベート歯科運営の福岡入れ歯専門研究所では、精密義歯(BPS)以外にも様々な種類の入れ歯をご提供しています。

ノンクラスプデンチャー

入れ歯を支えるために歯にかかるバネが見えると、入れ歯を入れていることが人に気づかれてしまうので嫌だという方には、バネが白色の入れ歯や、バネを使用しないノンクラスプデンチャーという入れ歯がおすすめです。

金属床の入れ歯

厚みがあることで強い違和感を覚え、入れ歯は苦手だという方には、薄いので違和感が少なく、強度と温度の伝達性に優れた金属床の入れ歯がおすすめです。

入れ歯(義歯)Q&A

入れ歯に関するよくあるご質問

よくあるご質問

ご予定までに入れ歯を完成させられるか不安といった声にお応えした治療スケジュールに関することや、入れ歯が外れやすく合わないといった症状のお悩みの解決方法など、入れ歯に関して患者様からよくいただくご質問にお答えしています。

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